リーグオブレジェンド・アマチュアガイド

リーグオブレジェンド~アマチュアガイド~

自分のイロレーティング(ELO)を上げるには?

誰でも一度以上はリーグオブレジェンドで壁にぶつかった経験があると思います。あの三年連続ワールドチャンピオンだったと同時にワールドクラス級のプレーヤーであるフェーカーでさえも壁にぶつかった経験があると思います。スランプやピークがあり、ご存じの通りほとんどが素人から始まり練習をしないと上達しないと分かっています。このガイドでは中級から初級の間のプレーヤーに対しての攻略法をご紹介したいと思います。

メタってなに?

リーグオブレジェンドにおけるメタは変化を繰り返す指数のようなものです。中にはメタという言葉を初めて聞いた、または聞いたことがあるけどあまり知らない方もいるかと思いますので、少しご紹介します。メタゲームはMost Effective Tactics Availableのそれぞれの頭文字をとってメタ(M.E.T.A)となりゲーム試合以外の情報から勝敗率を割り出すシステムの事です。このシステムは当初チェスの実力測定値及び算出法として使われていました。例えば、現在のチャンピオンティアリストなどどの分野で強みを発揮しているのかなどが勝敗率の分析対象になります。そこでゴールドランクを抜けられない人達に朗報です!メタという分析法はいつも正しいとは限らないということが分かりました。それはリーグポイントを消費するという方法で、若干の投資が必要ですが自己キャラを強くする分には勝率を上げる事にはつながります。新しいパッチが出るたびに違うチャンピオンを選ぶのは一から学ぶという意味でもとても大変です。そこでティアリストが登場します。これはパッチによってチャンピオンの強さが調整されます。例えばある週はドレイヴンが強くSランクチャンピオンでレーン上における強力なコントローラーですが、翌週にはゲームのバランスをとるためにナーフといって基礎能力の弱体化調整が行われる事があります。そうなるとドレイヴンはAランクチャンピオンに格下げとなります。能力はそれでも高く、レーンにおける脅威は変わりませんが、格下げ前と比べるとやや苦戦するかもしれません。ですが、もしプレーヤーが良いドレイブンユーザーであれば、いくら弱体化したといえど、ゲームで勝ち続けることはできます。例えで説明しますと他のチャンピオン、例えばケイトリンやザヤなどがパッチ変更によって能力が変わり勝ちやすくなる時もあり、ドレイヴンだと10試合中6試合勝てるのがザヤを使うことによって7試合勝てるようになります。チャンピオンのティアリストをフォローするのはとても重要です。強いチャンピオンが急に悪くなることもなければその逆もまた然りですが、パッチによっては良くも悪くもオッズや勝ちに関わってきます。どのプレーヤーにも既に的にする親はいると思います。これら他人の悪意から自分の身守るのもとても大事です。我々にもお気に入りのヒーロがいて、使いこめばCティアまたはDティアくらいまでになり、他のプレーヤーが使うチャンピオンよりも強くすることができます。唯一残念なのは半分の確立で次のランクへ進めないかもしれません。

スマーフアカウントとは?

スマーフはひょっとしたら高Eloを得ていないユーザーには聞きなれない用語かもしれませんが、一言で説明すると「サブアカウント」です。必ず必要というわけではありませんが、あっても困りません。これを持っていると高いランクまでいっても、サブアカウントで低いランクのプレーヤーと対戦できます。これを使うメリットはメインアカウントで上げたランクを下げずに新しいチャンピオン、またはロールに挑戦できることです。これは仮にメインアカウントで選んだロールが頭打ちになった時にスマーフアカウントを使うことによって別のロールを新しくやることによって場合にはメインアカウントを超える場合もありうるからです。カジュアルマッチではLPや負けることによってランクが下がる可能性があり、負けたりした場合モチベーションを下げかねません。ましてや負け続けたりした場合はやる気が起こらないですが、サブアカウントで新しい事をやれば新しい刺激にもなりそこで得た経験もメインアカウントで約に立つかもしれません。

マイクロって何?

リーグオブレジェンドはマクロとマイクロの視点から見ることができます。例えばマイクロの視点から見ますと、プレーヤーの中には先天的に相手のスペルスキルを避けるのが上手な人が居ます。あなたがヴァイやマルファイトのようなチャンピオンのスペルを回避できたらそれだけで回避の名人とも言えるでしょう。その逆も同じように相手チャンピオンに自身のスペルを当てられるようにしなくてはなりません。その為には、相手がどの方向へ行くのかなども予想に入れなくてはいけません。マイクロはゲームで重要な役割を果たします。それは個々のスキルアップをする為に練習が求められ、マイクロがやがてマクロに影響を及ぼすからです。例えばアーリがチャームというやっかいなスペルを投げてくるので避けなくてはいけないと思っても中々上手く避けられません。「アーリのチャームスキルが強すぎる」という事で、手元のマウスとキーボードを投げ捨てるようではなく、カジュアルモードなどでブラインドピックやARAMでスキルが避けられるようになるまで練習してみてください。相手のスペルを避けかつ自分のスペルを当てるのはレーナーフェーズにおける必須スキルです。ポーク(ちょくちょく喰らうダメージ)とウィンイングはゲーム内における自身の優位性を確保します。相手が動けないまたは自分が有利に時間を活用できるときに自身を強くするリードをスノーボールと言います。ゲームをやっているうえで徐々に分かってくるかと思いますが、それぞれのプレーヤーには各個人のくせが出てきますのでどのタイミングで自分のスペルを当てるのかなども計算に入れておくと自身(マイクロ)の生存率が上がりひいてはチーム全体(マクロ)の勝率を左右することになります。

マクロって何?

マイクロに続きましてリーグオブレジェンドのマクロ部分についてご紹介します。マイクロはチャンピオンが個人でプレーする際のチャンピオンの技や集団戦に焦点を当てているとしたら、マクロはマップ全体の動きやビジョンの事を指します。実況者がよく解説するのはチームのマクロな動きについてですが、あまりソロキューなどマイクロを含んだマクロ視点でのチームについて評価しない傾向がみうけられます。例えばボットレーナーが相手タワーへ進んだ時、似たタイミングでジャングラーがドレイクの中立キャンプに現れたときにボットレーナーがジャングラーのアシストへ廻り、相手側のボットレーナーもタワーを攻撃するか仲間のジャングラーと共にドレイクを倒しに行くか選択を迫られるなどの場面で自チームと相手チームのレーナーとジャングラーの間に地理的位置的好条件の差を見出せるか、またビジョンコントロールなどチーム全体で優位性を最大限利用できているかが良いマクロプレイの一例となります。

最適な遊び方は?

前回のガイドではゲーム全体の基礎的なことを各項目に分けてご紹介しましたが、リーグオブレジェンドには様々な遊び方があり、勝利を得るだけでなくLPを持続的に獲得する方法やハイレベルなプレー方法もあります。先ずはチャンピオンプールについてですが、たくさんのチャンピオンを持っていれば持っているほど様々な状況に対応できますが、だからといってチャンピオンが少なくプレイスタイルが違えどロールが同じであればそれはそれで相手のカウンターピックにもそれほど動じることはないです。チャンピオンプールはパッチ変更時に変わります。ただ、ランクが低いうちでかつチャンピオンプールが大きくない間に遊ぶとチャンピオンプールが大きく色々なチャンピオンを使うはめにならず適度な数のチャンピオンで遊べるので効率的ではあります。ティアリストは特定のチャンピオンを覚えたい時に意識した方が良いかもしれません。一番重要なのは自分が選んだチャンピオンが自チームの選んだチャンピオンと上手く連携できるかまたは相手チームにとって相性の悪いチャンピオンでないか判断する必要があります。例えばあなたのチームにAPダメージ、タンク、クラウドコントロールなどが居なければこれらをカバーできるチャンピオンを選びましょう。反対に相手チームが例えばアサシンなどに重点を置いている場合はタンクなどのロールを選ぶと相手の脅威を減らせますね。

スキルセイリングって何?

チャンピオンを個人の好みで選ぶ際に、面白そうだから、可愛いから、カッコイイから、強そうだからなどの理由で選ぶかと思いますが次は外見から操作性も考慮に入ってきます。個人との相性で操作の良し悪しがあり、人によっては使いにくいチャンピオンでも他の人にとっては使い易いと感じるかもしれませんね。例えばアニー、トリンダメアなどほとんどのサポート系チャンピオンはスキルがそこまで求められません。スキルが豊富でなくてもそれだけで使えるからです。アニーには初期スキルで四連続使用すると次の回に相手を一時行動不能にさせるのがあります。それに比べリヴェンはスキルを発動するのに長い時間を要します。これをアクションパーミニっと=APMと呼びます。リヴェンを良く使うプレーヤーであればアニーがどれくらい使い易いチャンピオンか分かるはずです。リヴェンの特徴は上手くいけばサポートなしのソロキャリーでも可能ですが、このチャンピオンの全能力を発揮するのは容易でなくLPを増やす事が難しいかもしれません。初期チャンピオンに比べ比較的新しいチャンピオンは常にリーグオブレジェンド内外のコミュニティから注目されます。大体これらチャンピオンは早いうちに選択から除外(バン)されます。なぜなら自分のチームメートが使い自分のスコア貯めに使うか、または相手チームが使い自チームが不利になるのを恐れるからです。また、チャンピオンの基礎能力についてある一定の知識があった方が使う時にスムーズに入り込めると思います。ある程度前知識を入れることによってゲームにはいる時における様々な緊張を少しでも緩和できると思います。目立つプレーも良いですがだからといって堅実なプレーが悪いわけではありません。誰しもがカタリナにペンタキルをかましたい気持ちはあるかと思いますが、それはそれでサポートのロールについていても同じ勝利の喜びを味わえます。ここで伝えたいことは誰しもが機械的に上手いわけではなく、長い時間をかけて積まれた経験の上で色々なアクションやスキルを使いこなせるようになります。ガレンやタム・ケンチなど一般的に強いと言われるチャンピオンでも迷わず挑んでみてください。

スノーボールとバックフットって何?

どのレーンマッチでも重要になってくるのがスノーボール式にリードを有効活用して強くなり、試合に勝つかです。その逆も同じように自分が相手よりも一歩出遅れた場合、または状況をバックフットと呼び巻き返しを図るようにしましょう。ジャングラーがガンクレベル2で、あなたがキルを獲得し、レーナーがフラッシュで退避した場合でももし相手レーナーよりもファームできた時間が1、2ウェーブ分ほど稼げていれば、レベルアドバンテージにつながり、次に打つ手にとりかかる事ができます。理想的な状況としてはジャングラーが再度ガンクし、キルを獲得してさらなるレベルアドバンテージをもたらしている状態です。前の項目でもご紹介したようにスノーボール、雪だるま式に強くなっていく構造が出来上がりますね!ですが、油断は禁物です。状況によってはジャングラーが仲間を助けに居なくなった時に相手のジャングラーに狙われていることを忘れないように気を付けてください。自身がリードしている時、または知らずにリードしている状態にある時は足元をすくわれやすいです。例えば相手のガンクやロームなどには気を付けてください、いくらリードしているといえ、1対1の対戦ゲームではないので、複数に囲まれたらリードの意味もなくなってしまいます。もし逆の立場だったら巻き返しを図るためにも冷静さを保つのが大事です。時には流れに逆らわず機を待つのも一つの方法かもしれません。もちろんどんな時でも例外はあり、冷静に相手を倒し自分が倒れないように着々とレベル上げをし、味方の応援を待つのも形勢を持ち直せるかもしれません。

リーグ・クライアントのリプレイ以外のツールはなに?

リーグオブレジェンドのプロフィールにあるリーグオブレジェンド・クライアントではチャンピオンの全般的な能力を見ることができます。他にもプレーしたポジションの勝敗率やその他スタッツを別ランクのプレーヤーと比較もできます。これは他のプレーヤーと比較したときに自分がどの様なプレースタイルなのかを表していて、同時にフィルという特定ロールなのかマルチロールなのかも、自分にとってベストなパフォーミングチャンピオンがどれなのかが分かります。この機能を使ってより自分に合ったチャンピオンを選択することに役立てられます。また、この機能にはリプレイを見る事で自分のプレイスタイルを見直すことができ、弱点の克服や伸ばすところを知ることができます。この機能はとても有効なので使わない手はないと思います。

長時間プレーする場合は?

調子が良い時でも休憩をはさむのを忘れないでください。前にも述べましたが、ランクがまだ低いうちから適度に距離を置くことがゲームを継続する上で大切です。リーグオブレジェンドは中毒性が高いので、一度ハマってしまうとなかなか中断する事が難しく、マインドを鍛える上でも休憩と息抜きの気分転換を設けるのは大事です。マインドのコンディションを整えることで冷静さを保ち、ゲームにおいて大切な反射神経やスマートな動きを維持できます。このゲームを継続して遊ぶことでチャンピオンについて深い見識を持て色々な状況を経験することで上達していきます。

ロールの役目について

今までロールについてガイド内でも触れてきましたが、今回はもう少し踏み込んでご紹介します。チャンピオンを選ぶのは頭数を埋め合わせる為ではなく、しっかりとそのロールをこなしてチームの勝率を上げる貢献をしなくてはなりません。

ADC-このロールは主にチームの攻撃力を担うチャンピオンを使いAD(攻撃力)を重点に置いたアイテムビルドを行います。サポートなどのロールやチーム全体の傾向としてはこのロールを守り経験値を積ませることを優先事項としていますので、攻撃を受けそうなときや受けている時に相手側の注意を味方がひきつけたり、身を呈して相手が放つスペルからキャリーを守ったりします。また相当強くなるまでは集団戦が起きた場合にはタンクの後ろに控えながらも相手チームへの攻撃に参加したりして戦い、倒されないように気を付けましょう。通常はサポートがキャリーのそばに付くか、自分からサポートのそばから離れないようにして経験値を貯めます。サポートは回復や敵から受ける攻撃から守ってくれたり、攻撃している際にサポートしてくれたりします。レーンにおける役割としてはポークをしながらファーミングをしながら、相手のADCが出てきた

最終目標は試合に勝つことですが、中立モンスターであるドレイクやバロンをレベルアップの為に倒したりして自チームの底上げをするのも一つの手段です。ボットレーンのタワーを破壊した後にミッドレーンやトップレーンに向かい仲間と戦うのも経験値やゴールドを稼ぐには良いですし、スノーボール式に強くなれる場合もあり、最終目標を達成するのが容易になります。

サポート-タンクまたはメイジをサポートにした場合、主な役割はCCやレーン上にいる相手チャンピオンを攻撃したりをひきつけたり仲間が傷ついたときに回復したりシールドを張って相手からの攻撃を軽減したりします。他にもワードをジャングルや川に配置してビジョンを広げ相手チームの状況を把握したりします。レーンにおいてはポークをすると同時に味方のADCを守る事を優先し、レーンにおける均衡を保ちながら徐々に優位にもっていきましょう。集団戦では使うチャンピオンによって戦い方が変わってきます。よりタンク向きが前線に立ちそうでない場合は後方からチームを支えましょう。

トップ-このポジションが一番タフです。ほとんど一人で相手のチャンピオンやミニオンと戦いながらレーンを確保していかなくてはなりませんので、これを乗り切ればプレーヤー自体は相当経験を積むことができますが、いつも上手くいくとは限らずベストポジションとは言い切れません。既に広く定着しているようにどちらかのトップレーナーが倒された場合、倒されたチーム側は形勢が不利になるのではないかと不安に駆られるほど注目度が高くある意味で重要なポジションでもあります。いつもジャングラーを待っているだけではいけません。まだEloが低い時やプロシーンなどでもこのロールがガンクをせずに他のレーンで戦うこともありますので、現れなくても落ち着いてレーンフェーズをこなしましょう。テレポートを使ってトップへいきレーンで戦うのも一つの手です。トップレーンにテレポートしてレーナーを支援することによって数的アドバンテージを活かし、相手のレーナーに対し優位にたてるようにする事でチーム全体が優位にたてます。

ミッド-ミッドレーナーは大体アサシンなど相手キャリーに一撃必殺を加えられるようなやメイジ系チャンピオンなど一撃で相手を倒せるようなスペルを持ったチャンピオンや遠距離からシュートできるようなのが良いです。相手のキャリーを狙うためなのもこの特徴のチャンピオンを選ぶ背景でADC、アビリティパワーよりもDPSを選ぶ傾向があります。ミッドレーナーはレベルを上げると相手チームにとって脅威になります。他のロールでもレベルを上げていくと等しく強くなり、メイジにアイテムビルドでAPを追加して他の能力の代わりにMRを伸ばしてあげるとADCとしてより効果的です。ライズやリサンドラなどはその高い能力やスペル内にCCがあるので相手にとって脅威であると共に味方にとっては頼もしい存在となります。

ジャングル-リーグオブレジェンドにおいて一番不人気なロールと言っても過言ではないでしょう。誰にも感謝されず、ゲームもジャングラーのおかげで負けると言われてしまう始末です。このロールは本当に戦略と計画が大事なポジションです。例えばジャングルパッシング、最短もしくはルートでレベルを上げながらレーナーの支援もする効率も求められます。ジャングル内にある中立キャンプを自チームの為に確保し、少しでも相手に中立チャンプを渡さないようにするのも大事です。もっとも大事なのがレーンを効率より廻り、自チームのファーミング含むレーンフェーズに支障がないようにする事です。ジャングラーは汎用性が高くマルチロール型のチャンピオンが多いと長丁場にも対応できるようになり、自チームと相手チームの相性的組み合わせを考えたうえでも対応範囲を広げてくれます。

まだまだ伝えたい事があります!

リーグオブレジェンドが上手くなる方法はいくらでもありますが、先ずはランクを上げられるようにしましょう。自分のプレイスタイルを常に見直しながら自分よりもEloが高いプレーヤーのプレイスタイルを研究することを心得てください。もちろん一番の近道は継続的に練習を積み重ねるのが良いですね。次のガイドではユーザーの皆様がどのようにトップランキングに食い込めるかご紹介をしますので、どうぞ引き続きごひいきください。

Teemu image

Teemu

2020年 4月 3日

Gdpr Image

We use cookies on this site to enhance your user experience.

By clicking any link on this page you are giving your consent for us to set cookies

x