リーグオブレジェンドビューワーガイド、

リーグオブレジェンド~ビューワーガイド~

観戦方法

プロフェッショナルeスポーツ観戦はスポーツ観戦と変わりません。マッチでは2チーム、それぞれのゴール、勝者と敗者があります。時々eスポーツは理解するのが難しく、画面内で何が起きているのか慣れるのに時間を要する時があります。ですが、基本さえ分かればその後の事はそんなに複雑ではありません。リーグオブレジェンドはマルチプレーヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)の中でも複雑な部類に入りますが、観る際のポイントを抑えれば観戦し易くなります。

リーグオブレジェンドとは?

リーグオブレジェンドは5人で1チーム組み相手チームのネクサスを破壊する5対5のマルチプレーヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)式コンピューターオンラインゲームです。プロフェッショナルシーンにおいても、相手のネクサスを破壊(または相手チームが降伏)する事が勝利条件です。初めて観戦する人にとっては、色々な事が同時に進んでいて観る事を躊躇させてしまうかもしれませんが、本ガイドでは、それを補う為に観戦時のゲーム進行状況における重要なポイントやその特定方法をいくつかご紹介します。

ピックフェーズとバンフェーズって何?

プロシーンを観る時に毎回出てくるのがピックフェーズとバンフェーズです。このフェーズは大体キャスター達やアナリスト達のコメントの後に行われます。両フェーズ共に画面左側(ブルー)から始まり右側(レッド)で終わります。どちら側にもそれぞれのアドバンテージがあります。最初にピックする方は全チャンピオンの中から予め打ち合わた自分達の意に沿ったメタ(チーム構成)や流行りのメタを元に選ぶ機会を得ます。反対に後からピックする側にはカウンターピックをする機会が与えられ、見応えのある戦略的ピックが出てくる時もあります。大体勝ったチームがブルーサイドか、レッドサイドを選ぶことができます。時々勝っているチームがチャンピオンドラフトを現況のメタに合わせ変更したい時に使います。勝てそうなメタなど状況に応じて選ぶ事により勝率を少しでも上げていく為の行為とも言えます。

キャスターとアナリストについて

ピックフェーズとバンフェーズの時、キャスターはプレーヤー達が選んだチャンピオンが心理的に相手チームにどう作用してどの様にピックバンフェーズに影響を及ぼすか解説をしたり、分析したりします。注意深く聞いていると、シーンについて情報をかみ砕いて説明してくれる時があるので徐々に何が起きているのかが理解できてくる様になります。アクティブチャットはほとんどの場合冗談など意味がない内容が多いので未だ見始めた人たちにはあまりオススメしません。観戦が早く理解できる様になる1つとして実際にリーグオブレジェンドをプレーする事も理解を深めるのに大変役立ちます。もし類似ゲームをやった事があれば、必須ではないですが感覚はつかめるはずです。

どこを観るか?

ゲーム内には色々なビジュアルエイドがあり、それを観る事でゲーム状況を判断させる為の情報が載っています。キャスターはよくゲーム内で瞬時に起きた出来事に集中していて、ゴールドや他のビジュアルエイド(統計やグラフなど)が表示されている際に頷いたり、特定のレーンやマップ上の要注意場面についてどちらのチームがどの様な状況なのかを追っています。リーグオブレジェンド未経験者にとって先ず最初に理解して欲しいのが画面上のビジュアルエイドです。端にあるビジュアルは少し理解できる様になってくると分かりますので、先ずはそれよりも真上の方を理解してください。そうすれば、ゲーム進行時に何が起きているのか分かります。画面の上に表示されているのはゲーム内で対峙しているチーム名や優勢か劣性か判断する元となるチャンピオンキル数やタワー破壊数が表示されています。他にも中立モンスターであるドレイクを何体倒した数やマッチ開始から経過した時間が載っています。
これらの情報はゲーム状況を把握するのに必須な要素です。ゴールドは誰が有利にたっているか判断する最初の材料ですし、毎回注目されるわけではないですが、キル数がマッチに大きく影響を及ぼしている場合があります。なぜゴールドが判断基準の中でも特に重要視されるかというと、多く持っていればそれだけアイテムを買う事ができ、チャンピオンを強化できます。チャンピオンが強くなればキル数が増え、チームに有利に働くからです。キル数、ミニオン、タワーなどはゴールドを稼ぐ手段です。チームがゴールドでリードしている場合、そのチームが有利な状況にいてゲームコントロールをしている側と考えても良いでしょう。ゴールドの所持数が多ければ多いほど優位にたっているといえます。もちろん、だからといって劣性にたっているチームが巻き返せないわけではありませんが厳しい状況に追い込まれ、勝利から遠のきます。
他のビジュアルについて大体の場合、HUD(クリックする事で画面上が点滅して注意を引く印)を追えばゲーム内で何が起きているのかやそれがどう全体のゲームに影響を及ぼすか理解する事ができます。これら基礎知識を備えれば、他のビジュアルエイドについても把握する事ができる様になります。画面左右に両チームのロースターが表示されています。ゲーム内のポジションでいうトップレーン、ジャングル、ミッドレーン、ボットレーン、そして最後にキャリーの順に表示されています。それと同時にチャンピオンのアイコンが併せて載っていて、個々のアルティメットアビリティ、サモナースペル、クールダウン所要時間、倒された場合、リスポーン(復活)に要する所要時間、キーストーンルーンと副次のネイチャールーンが表示されていますのが、観戦している画面の大きさで観えるか観えないか分かれてきます。このビジュアルを理解する事で、次に起こりうるシーンが予想できます。例えばフラッシュやテレポートなどのサモナースペルが使われると何かが起き、緊急でプレーヤーが行動を起こした場合が多いです。ゲームの進行が平坦な時は大体両チーム共にサモナースペルやアルティメットなどのスキルを使い切った場合に見られます。これが片方だけのチームで起きると、イニシエート(集団戦の火付け役)や連続で起きる局地戦に参加する事が難しくなります。
チャンピオンに装備するキーストーンとルーンは観戦側にプレーヤーまたはチーム全体の指向を憶測させる事ができます。それは同時にプロ達がチャンピオンの性能をロールによって最大限活かせると判断した組み合わせからできているからです。そして画面の下に一番情報が多く載っていますが、大体の場合繰り返し表示されたりしますので、そこまで重要視しなくても大丈夫です。好きなプレーヤーが居るのであれば、各々の状況が把握できます。左側には誰がオブザーバーが何を観て欲しいのかを元に選ばれた情報(スタッツやクールダウン)が載っています。もちろんゲームの進行に合わせて内容も変化してきますので、フォローするのが大変です。他にもスポンサー企業のロゴが出ています。一番右側の下コーナーにミニマップが表示され、チーム全体がどの様に動いているのか、プレーヤーのビジョンと併せて一目で把握できます。ビジョンはプレーヤー達にとっては死活問題ですが、観戦側からすれば局地戦、集団戦やイニシエートが起きるかを予想する事ができます。画面下の真ん中ではプレーヤーの装備や所持アイテムやキル/デス/アシスト数とクリープスコア(CS)が表示されています。この画面は通常ローテーションで変わっていきますので、誰がゴールドをどれくらい所持しているのか、どの様な装備やアイテムを持っているのかが分かり、チーム全体の方向性や何を買うのかが分かります。

キャスターの解説について

キャスター達が解説をする時、ヌーブフレンドリー(ズブの素人に易しい)なトーンで話をします。解説時に使用される用語などは過去に別のゲームでも使われていた場合がありますので、リーグオブレジェンドが初めての人でもピンとくる時があるかもしれません。たくさんの用語が有り、特定の状況や行動を指す場合がありますので本ガイドでは一番ベーシックなリーグオブレジェンドスラング(言い回し)を紹介したいと思います。

  • Tilt(ティルト)ープレーヤーの精神状態を指しているので、キャスター達が避ける用語でもあります。大体の場合においてこの用語はネガティブなイメージを連想させるのですが、ポジティブかネガティブに偏っている場合とシーソーの様な基準と思って大丈夫です。
  • Gank(ガンク)ージャングラー(遊撃)がトップ/ミッド/ボットと3つあるレーンの中で支援や妨害の為に行う行動を指します。これはレーンで起きた場合、レーンガンク、川で起きた場合はリバーガンクとも呼ばれ、視聴者にマップのどこでジャングラーが仕事をしているのかを指しています。
  • Playing one side(プレーイングオンワンサイド)ーサイドとは四角のマップを斜めから半分に区切った時の上か下半分のエリアで、どちら側のチームかが有利にたっている事を指しチャンピオンがどのように対処するかの判断材料となります。
  • Scaling(スケーリング)ーチャンピオンがどの様に変化するのかを予測します。チャンピオンによっては序盤が弱く、徐々に強くなっていったりそうでないチャンピオンもいますので最善の状態を計る意味で使われます。
  • Base Race(ベースレース)ー両チームがほぼ同時期に攻めている時や、両チームのチャンピオンが互いのベースを攻撃している時を指します。これが起きた場合、キャスターだけの解説だけでは追いつかずオブザーバーが両チームのネクサスを注視し、視聴者にどちらが勝つか最後まで観せてくれる場合がありますので、緊張感が起きます。
  • Xpeke(エクスペ―ク)ーバックドアと同じ意味で、単体で相手チームの不意(留守)をつきネクサスを破壊する事です。Xpekeはバックドアが得意で有名なプロプレーヤーの名前から付けられました。
  • Smite Fight/ 50/50(スマイトファイト/フィフティフィフティ)ー両チーム全員か、両チームのジャングラーがリスキーな戦いかたをしている時を指します。
  • Standard Play(スタンダードプレー)ーゲームの序盤、中盤、終盤に関わらずピックやバンフェーズの時にも使用される用語で、チームがメタに沿ってプレーする事を指します。もし上手くいけばスタンダードになりますが、他のチームが違うアプローチでプレーしそれが成功した場合は新しいスタンダードとなります。
  • Clown Fiesta(クラウンフィエスタ)ースタンダードゲームから最も外れたプレーでキャスターでさえも解説に苦労する見た事もないプレーの事を指します。
  • Synergy(シナジー)ー現在主流であるボットレーンペアの相互相乗効果またはあるペアの相乗効果を指します。
  • Flashy play(フラッシープレー)ープロシーンにおける派手なプレーでチームを有利に導く事です。
  • Kite(カイト)ーチャンピオンまたは中立モンスターを自陣がおびき出す事を指します。
  • Recalling/Backing(リコーリング/バッキング)ー通常Bキーを押して数秒間で一気に自チームのネクサスへ移動する事を指します。これが起きた場合はアイテムを買う時やプレーヤーが回復や死なない為に戻る時です。
  • Reverse Sweep(リバーススィープ)ーこの用語はスポーツ全般でよく聞く用語で、チームが最下位や順調でない滑り出しから勝ち上がる事を指します。

上で紹介しました用語を必ず覚える必要はありませんが、解説時に頻繁に出てくる言葉であり観始めた人にとっては聞きなれない言葉かもしれませんので、初めて観るときなどは圧倒されず先ずはゲーム自体を観てください。そうすれば、これら用語は自然と身につきますので、観戦している時にゲーム状況を見失いません。他にもキャスターの語気でゲームの雰囲気を察する幾つかのキャッチフレーズがあります。一番重要ではないかもしれませんが、キャスターが往々にして叫ぶ事があり、それを元にキャスターがゲームのどこで何に対して善し悪しの評価が下されているのかが分かります。他にToo late(遅すぎたや)/Too little(小さすぎた(レベルや装備面))などの言葉も良く聞く事になると思います。一番の方法は自分が分かる言語のリーグにおける練習試合を観る事です。リーグオブレジェンドは全世界で各地域のリーグがあり、日本であればLJL(LOL日本リーグ)、北米であればLCS(LOLアメリカリーグ)やLEC(LOLヨーロッパリーグ)を観ながら聞くのがゲームを理解する近道です。それぞれのリーグバージョンがありますので、内容がより早く理解できます。マッチ終了時にアナリストがゲームについて議論を交えながらかみ砕いた説明をしてくれるので、最後まで聞いていれば流れが分かります。LCSのWeldon(北アメリカリーグの解説者)や他の有名キャスター、LJLであれば、eyes、Revol、katsudionやLillebelt達が解説するのは第三者から見た意見ですが、これらの解説は視聴者の皆様に少しでも分かり易く知ってもらういたいからです。もちろんゲーム自体が流動的なので、解説時の意味と一致しない場合もある事はスポーツと同じだと理解してくれれば納得がいくかと思います。アナリストのシーンでは視聴者が興味を持ってくれるよう分析を交えた説明をしてくれます。例えば、TeamSoloMid(北アメリカチーム)とTeam Liquid(北アメリカチーム)など過去に優勝経験があるチームのプレーヤーが他チームへ移籍した経緯などについて説明してくれます。

誰を応援する?

誰しも自分が応援するチームが出るゲームではそうでないゲームと比べ観る時間が長いと思いますが、もし観た事がなければ負けているチームの方が勝っているチームより視聴率を稼いでいる事があるのに気づくかもしれません。eスポーツはスポーツと比べるとそこまで顕著ではないですが、一定のにわかファンがいます。LCS(北アメリカリーグ)で一番多くのファンを獲得しているのがTeam Solo Mid、Team Liquid、100ThivesやCloud9です。LEC(ヨーロッパリーグ)ではG2、Fnatic、VitalityやOrigenがファンの数を伸ばしています。アンダードッグと呼ばれる弱小チームがどのリーグにも有り、近年固定化してきたチームが3、4つありますがプレーオフやワールドチャンピオンシップでもみかける事があります。どのチームを応援するかはあなた次第です。プレーヤー、チームロゴや応援歌など自分の趣向に合うチームを選ぶだけです。スポーツと同様、ワールドチャンピオンシップの時は自分がいる地域選抜チームを応援してしまいがちですが(笑)それも有りです。1つのチームでなく、複数のチームを応援する事も良いですし、中には負け続けるチームも有りますが自分が応援するプレーヤーなどが勝てる日を観たいのが本音ではないでしょうか?

過去のゲームは観れる?

リーグオブレジェンドは開幕以来パッチ更新し伴いグラフィックや新チャンピオンが一定の期間で追加され百体以上ものチャンピオンが登場しました。従来のVODから進化したライヴストリーミングも向上しました。リーグオブレジェンドを観ていると一定期間でゲームの内容があちこち変わっていくのが分かりますし、どのような経緯を辿ったのかもネットで調べてもらえれば経緯が分かります。他にもプレーヤーの過去の場面や経歴を辿ると成長の過程が分かり、そうするとアナリスト達が言っている事に共感できるようになるので、より興味が湧くかもしれません。自分が応援したいチームを見つけるのは難しくありません。

例えばプロプレーヤーのRegi(アルゼンチン人)とHotshot(カナダ人)がそれぞれ所属していたTeamSoloMidとCounter Logic Gamingがプレーオフで優勝をめぐって戦ったクラシック大会が個人的には好きです。ファンとして大事な事初心者の人たちには先ほどもお伝えしましたように、先ずはプレーするのが観戦を理解する為の近道だと思います。体験する事で、色々な動作やビジュアルエイドが理解できその後に必要な事がスムーズに飲み込めるからです。リーグ戦はプレーヤーに様々な成長経験をもたらせてくれるし、繰り返す事でより奥が理解できるようになります。もし他のMOBAをプレーした事があるのであれば、リーグオフレジェンドの内容と酷似しているので馴染み易いでしょう。タッグオブウォースタイルは両チームに抑揚感をもたらし、刺激のあるマッチがプレーできます。接している時間が長いと時々ゲームがただの作業になり、観るのがつまらなくなってしまう時があるかもしれませんが、逆にサクッと手軽に観れれば良くも悪くも観戦のし甲斐があるかもしれません。

リーグオブレジェンドを観る方法は?

ツイッチが観戦プラットフォームのメインストリームですが、他にもユーチューブやリーグオブレジェンドの公式サイト(www.lolesports.com)でも視聴する事ができます。複数の視聴方法が有り、公式サイトにはスタッツやグラフィックで初心者にも分かり易いのでオススメです。もしリーグオブレジェンドに興味を持てたら本サイトや他のサイトでもガイドを載せているので是非色々試してみてください。インターネットにはたくさんのサイトが有るので、ルーンテラからプロマッチのスケジュールまで知る事ができます。例えば、リーグオブレジェンド2020のLJLは土曜日13:00(日本時間)、LCSは土曜日の14:00(アメリカ時間)、日曜日は12:00から放送、LECは金曜日9:00と土曜日8:00(ヨーロッパ時間)から始まります。他にもLCK(LOL韓国リーグ)やLPL(LOL中国リーグ)は全リーグの中でも屈指の強さを誇るので、観てみると良いかもしれません。もちろん、全リーグの時間差があるのでオンタイムで観るのは体力的にも厳しいですし、オススメしませんが観る事で各地域のプレースタイルなどが見えるでしょう。TSMを唱えながらリーグオブレジェンドをプレーしみましょう!
百聞は一見にしかずとも言います。リーグオブレジェンドを実際にプレーして体感すると視聴するよりも「あぁ、なるほどね!」となることがあります。もちろんプレーしないと分からないという事は決してありませんし、プレーしなくても十分観戦できます。繰り返し観戦すればだんだん理解してきます。私は自分の住まいである北アメリカ出身で、LCSの所属チームTeamSoloMidが好きです。いつも「TSM!」と唱えながら、自分も鼓舞される感じがします。もしリーグオブレジェンドで遊んでみようかな、と思ったら是非本サイトのガイドをご利用ください。ガイドには初心者から中級・上級者向けと揃っていますので、一読の価値はありますよ!

 

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Katsuhiro

2020年 4月 9日
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