ドータ2・プロガイド

ドータ2~プロガイド~

ベストプレーヤーになるには?

プロになる為には犠牲・献身・情熱が必要です。eスポーツはウォークラフト3とスタークラフト:ブルードウォーなどから始まり様々なタイトルや変化を起こしながらも不変の伝統を築いてきました。我々がインモータルランクを6kMMRまで上げたい時は感覚を研ぎ澄ましさないとこの境地まで達しません。すでに知っている事を改良してやった方が良い時もありますので、もう一度初心にかえったつもりで読んでみてください。

最適なアイテムカスタマイゼーション

すでにベーシックアイテムとヒーローに最適なアイテムとチーム構成によって違ってきます。能力をビルドするのも大事ですが、マッチ初期、中期、後期の時々に合わせた最適なビルドがあります。初期はマジックワンドとタンゴなどでレーンにできるだけ長くいれるようにする事と、ワードでビジョンを確保する事でクリープウェーブを逃さず倒せる上、迫りくる危険などを事前に察知する事ができ、更にそれを利用して罠をしかけたりする事もできます。ビジョンアイテムはワードとアイテムなどは形勢を左右する要素を計る上でも重要です。木々がある所は逃げ道や通路があるので、相手がそこに入っていくと追いかけるのが難しくなります。ハイグラウンドビジョンにもワードを置いてビジョンを確保する事を忘れずに!オブザーバーワードは今まで主に説明してきましたが、これらは暗闇に一筋の光を射す事ができます。センチュリーワードはもう少し効果があり、オブザーバーワードはインビジブルになっている相手を発見できませんがセンチュリーワードはできます。これらは近場の重要分岐点に置いて仮に遠い中に迷い込んでも大丈夫なようにしておきましょう。他にもインビジブル状態を無効にするアイテムがいくつかあります。それはダストとトゥルーサイトジェムです。これらのアイテムは滅多な事がない限り常備する必要もないのですが、相手が持続的なインビジビリティや何か怪しい動きをしている時はSmoke of Deceitというアイテムをいくつか用意してください。他にもビジョンとサステイン系のアイテムを買ってください。それと併せてGauntlets of Strength、CircletとMantle of Intelligenceがあるとより攻撃力が上がります。これらをゲーム初期にいくつか買うことによってレーンを長く確保できるようにしておきましょう。正しいアイテムを揃えておくことでレーン維持の難易度が変わってきます。これらアイテムカスタマイゼーションはティアが高いプレーヤーにとっては二の次になりますが、もし腕に自信があれば一度ゲーム初期にcirclets2個とslippers of agility2個を買ってクリープ無双すれば無一文になるのを防ぐ事もできます。なにはともあれ重要なのがどちらにせよリスクはあり、スムーズにゲームの中盤に移れるように準備しておきましょう。移動やマップコントロールは相手を追い払うより大事です。これにつきましては後程もう少し説明します。次に中盤のビルドは後半に向けての準備段階といえるでしょう、その時はワードでビジョンを確保し続けながらクーリエを活かして次のパワースパイクを打てるようにしてください。

ヒーローアビリティはどう使えばよい?

このガイドを読んでいるという事はもう大体自分の好きなヒーローのアビリティに親しんできて、相手チームのカウンターピックについても理解できたころかと思います。通常はメタよりも自分が好きなヒーローを選ぶ方が回数としては多いかと思います。その方が上手く操作できるし相手に対してもひけをとらない自信がつくので、良いゲームができる確率が高くなるからです。正直言うとこのゲームに最適なアビリティパスやパークツリーなどありません。ほとんどが独立したマッチングでやがてメタに適応していきます。TI大会(ザ・インターナショナル)になると毎年どの大会よりも豊富なヒーローが出ており、どのチームにも状況に応じた独自のチーム構成がありますが、それは比較的使える幅が広いので可能であれば同じように幅広く使えるように練習してみてください。それと同時にいつもプロプレーヤーを真似る事が良いという事でもありません。例えインモータルランクに到達したとしてもこのゲームを長くやっているプレーヤーもいて不動の地位を確立しており、一部プロも知っています。ちなみにソロキューはプロマッチではなく、それは色々な要素を違う角度から取り入れる必要があり、時にはプロマッチとプロフェッショナルが10人いるソロキュー対戦は少し意味合いが違ってきます。マッチは毎回違い、1つとして同じマッチはありません。たとえ全員が同じヒーローを使ったとしても、皆違うランクで経験値も違い、良いマッチがあれば悪いマッチもあります。全てはその時々の判断と相手側のミスをどう活かすかが大事です。また、正しいスキルを正しい順番で身に付けるというルールもなく、その時々に必要且つ有効なスキルを優先して覚えてください。もし必要なスキルを状況に合わせて身に付けられればより高い可能性で相手を妨害できます。これは経験がものを言うかもしれませんが、それだけではなく状況に合わせたガイドがたくさんあるので、是非参考にしてみてください。それと最善策としてのアドバイスとしては勝ちが確定するまでは気を付けて歩を進めてください。練習は完璧への道で、自分の勘を信じてください。もしヒーローピックでラストになる事があったり相手のヒーローピックに対するカウンターをピックする事があったりした時は迷わず相手のヒーローカウンターになるピックをしましょう。もし相手が大ダメージを与えるヒーローを選んできた場合、カウンターとしてタンク系またはサステイン系ヒーローを選びましょう。もし機動力の高いヒーローを選んだ場合はクラウドコントロールできるヒーローで機動力を削ぎましょう。カウンターピックはMOBAでは必須ともいえる事ですが、残念な事にこの戦略をフル活用するよりも自分達が得意なヒーローを選びがちです。特定のヒーロースタイルを極めるだけでなく、どれか一つ相手にカウンターを与えられるプレースタイルをトライしてみましょう。これができるようになれば、相手の選択技を狭める事ができ、間違った相手をピックすれば潜在的に勝ったも同然です。カウンターは今までになく重要になってきています。それは先ず相手が我々よりも強いという事を前提に、そこから上手にマッチを組み立てる事ができれば勝つ事はできます。例え相手が未知数だったとしてもスマートさを忘れずにマッチに臨んでください。

最適化の練習とは?

今だはっきりと固定化した練習方法はありませんが、もしあるとすればいくつかの難しいボットスクリプトとプロの試合と彼らのビルドパターンを研究するという事でしょう。全部を真似する必要はありませんが、これらは能力アップの入門とそれに続くパワースパイクや最適ビルドとワード設置タイミングについて学べるからです。いつも練習をランキングモードでするのが良いというわけではありません。なぜならばいつもが良いマッチばかりではなく、悪い時もあるのでそういう時はMMRだけでなく気分も悪くなり、まともな思考ができなくなる場合があるかもしれないからです。ソロキューを繰り返し、負けが続き傾き始めると無意識のうちに自分が思っている以上に気分が滅入ります。もしMMRが関係していなければ、勝ちにこだわる必要もないのですが。なので、負けが続いている時は休憩時間を設けてAI戦やノーマルマッチで負けた時の弱点や犯したミスを補うようにしてみてください。個人的には二回負けが続いたら休憩を必ず設ける様にしていますが、人によって違う場合もあります。時には非生産的ですが必死にMMRを上げ、それでもまだ上げ続けたければMMRに気分があまり左右されすぎない事を身に付ける事も大事です。何が自分にとってリフレッシュでき生産性に繋げられるか時間をとってよく考えてみてください。ストリームを観たり、ボットゲームをやったり、パッチノートを読むのもありです。これらのことはあなたを現実に引き戻す事ができ、次の試合への準備にもつながります。

ドータ2におけるミクロとマクロ

前にも話した事があるかと思いますが、マイクロとマクロはいつも深化する事ができます。前回は他の事を優先的に説明しましたのでマイクロはそんなに重要ではありませんでした。このガイドを読んでいるという事はだいぶゲームも理解してきており、マイクロについても理解できれば相手を倒す頻度がより増します。それと同時にマイクロに自信がもてれば後はマクロに目を向けてマップにおけるアドバンテージをどう得るか学ぶのみです。マイクロについてはスキルショットを避ける事から始まりそこから上手くプレーする事ですが、これはAI戦でやるか友人と1対1で練習して操作性を上げていくかです。マイクロが必ず上手くなる方法は人によって色々あります。人によっては潜在的にありそれを開花させることができる人や、独自の方法で開花させる人、はたまた全く縁のない人もいます。幸いなことにマイクロなどメカニカルから縁遠い人にはより大きな役目があり、それはメカニカルスキルがある人をサポートする事です。サポートやタンクヒーロー且つフロントラインやクラウドコントロールなどになってキャリーを守ったりしてプレーヤーとして輝いてください。マクロはもっと簡単に学べますが、同じパターンの再現が難しいです。マクロを学びそれを応用して多様性を出すにはメタも関係してきます。いつも最適なマッチ方法があり、それが原動力となってメタが初めて上手く機能するのですが、そこに辿り着くまでに膨大な作業があり、これはやってみればどれくらい大変か分かります。ドータではガンクは一人だけの責任だけではなく、上級者であれば先制でロテーションしながら目標を達成したり、形勢が悪いレーンを妨害しにいったりします。いつセーフゾーンを離れて戦いに行くかについての判断は易しいマッチと難しいマッチの違いとも言えるでしょう。先ずは苦戦しているレーンに目を向けてみてください。もし自分の居場所を離れて僅か数分だけのサポートでもできればチーム全体にとっては良い事です。これは慣例を破る事ですが、MMRにとっては良い結果をもたらします。何度も言いますが、練習はとても大事な事で人によっては苦労するかもしれませんが、ミクロとマクロも例外ではなく、一皮むける為にも、そして時間を費やした時間を無駄にしない為にもやった方が良いですよ!

ドータ2でベストになる為に

ドータ2はドータと同じくシンプルなものは一切ありません。このゲームはハードコアなゲーマー用とも言え、たくさんの努力をしてランクを上げていきます。ランクを上げる為に詳細まで詰めて練習した時、状況が変わりランクを上げる事ができます。レベルが上がるにつれ強いプレーヤーが増えてきますので、単純に相手チームが強いという経験もするかもしれませんが、あきらめずにそれをバネにして強くなりましょう。以上がドータ2プロガイドとなります。ここまで愛読していただき、ありがとうございます。ここで書いた事があなたの目的を達成するのに役立てば幸いです。次はインモータルでお会いしましょう!

 

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Katsuhiro

2020年 4月 9日

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